予防をしましょう! |
|
動物病院の役割は、病気の犬や猫を治すだけではありません。
健康診断やワクチン接種、ノミ・ダニの駆除により病気を予防する役割も担っています。
また、病気以外にも、しつけやご飯の相談など様々な面から皆様をサポートいたします。
|
|
予防注射 |
|
●混合ワクチン
子犬・子猫の場合、お母さんからもらった移行抗体が無くなる
生後2ヶ月令ごろから注射を受けましょう。
生後4ヶ月令ごろまでに2〜3回注射を受けることによって
抗体がしっかり作られます。
その後の追加接種は一年に一回です。
●狂犬病予防注射
犬の登録と狂犬病予防接種は法律で義務づけられています(ワンちゃんのみ)。
一回目の予防注射を受けると、同時に登録されます(当院での登録は、東広島市在住の方のみ可能です)。
終身登録制ですので、その後は毎年春に予防注射だけ受けてください。
子犬は生後91日から受けられます。
登録された方は、翌年から市より狂犬病予防注射のお知らせがあります。
|
|
寄生虫の予防 |
|
●フィラリア症
フィラリアという寄生虫は、蚊から感染し、心臓に寄生します。(犬・猫)
蚊が飛び始める春から初冬まで毎月1回予防薬を投与することで感染を防ぎましょう。
犬にも猫にも予防薬があります。
予防薬は、飲み薬(錠剤タイプ・ジャーキータイプ)、
皮ふに滴下するスポットタイプがあります。
予防薬をペットの性格に合わせて選べます(一般のお店では販売されていません)。
また、ワンちゃんのみですが、1才以上の子には一回打つだけで一年間有効期間のある
フィラリアの注射による予防も行っております。(3〜5月頃接種実施)
お気軽にお問い合わせ下さい。
●ノミ・ダニの外部寄生虫
ノミ・ダニは、動物の血液を栄養源としています。
動物病院専用で取り扱っている駆除薬は、
安全性の高い駆除薬で、簡単に予防にも使えます。
※東広島のダニは、バベシアという病気を媒介することがあります。(ワンちゃんのみ)
バベシアは貧血などを起こし、命に関わる症状を示します。
また、一度感染してしまうと、一生再発してしまう恐れがあります。
散歩をされる子は必ずノミ・ダニ予防をしましょう。
※ノミ・ダニは、シャンプーでは落ちません。
※ノミを予防することは、ノミアレルギーや猫ひっかき病の予防にもつながります。
●腸内寄生虫
糞便検査で見つけることができます。
子犬・子猫は、お母さんからもらった寄生虫がいることが多いですので、
ワクチン接種時や下痢をしているときなど、検便をおすすめしています。
|
|
去勢・避妊のススメ |
|
「健康な体に手術をするなんてかわいそう。」
「自然なままでいい。」
そう言われる飼い主さんも多いのですが、
手術をすることにより、子宮蓄膿症などの病気の予防や、
マーキングの防止・攻撃性の減少など行動性の変化等の
メリットがあるんです。
ご相談していただければ、上記の様にお考えの方のワンちゃん猫ちゃんの中にも
去勢・避妊手術をすることにより、
今まで以上に幸せに過ごしていける子がいるかもしれません。
但し、全身麻酔をかける必要があるため多少リスクを伴います。
詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。
|