政岡動物病院は東広島市西条の動物病院です。犬・猫のことはなんでもお気軽にご相談ください。

猫の去勢と避妊

適切な選択をおすすめします

猫の去勢・避妊手術

手術内容

去勢

全身麻酔をかけて、陰嚢部皮膚を切開し左右の精巣(睾丸)を摘出します。

避妊

全身麻酔をかけてお腹を開けて、左右の卵巣と子宮を摘出します。

施術時期

体調不良の時は避け、健康な状態の時に行います。何歳でもできますが、発情兆候を示しはじめる生後5か月~7か月くらいに行うことが理想的です。

施術の流れ

まずはご予約をお願い致します。
手術の前日はいつも通りご飯を与え、当日は絶食して頂きます。お水だけは朝9時まで与えておいて下さい。
予約日の午前9時から11時の間にご来院頂き、施術致します。

去勢手術が終わりましたら、当日の夕方の4時半から6時半くらいにお帰りになれますが、場合によっては1泊お泊まりをする場合もあります。

避妊手術の場合、術後10日~14日後に抜糸します。

手術後に1泊される場合の持ち物などは、来院前チェックリストの去勢・避妊手術をされる方へをご確認ください。

来院前チェックリストを詳しく

去勢のメリットとデメリット

メリット

病気の予防

【オスの場合】
オス特有の病気を防ぐことが出来ます。
去勢することに寄りメスを追い求める必要がなくなり、外出時の行動範囲も減少し、他のオス猫との喧嘩や猫エイズ感染の可能性が減ることが考えられます。

【メスの場合】
卵巣癌、子宮の癌、子宮蓄膿症など、メス特有の病気を防ぐことが出来ます。

問題行動の改善

【オスの場合】
去勢してないオスにはスプレー行動と呼ばれる、壁など立ったまま少量のおしっこをかけるマーキングをすることがあります。スプレーの際のおしっこは、通常のおしっこより強烈なにおいがすることがほとんどです。トイレ以外の場所でのおしっこの後始末もとても大変です。去勢することでこれの多くを予防することができます。

【メスの場合】
発情期を迎えたメス猫は、大声で鳴いて甘えてきて、人からするとうるさく感じてしまうことが多いです。 これらの発情期特有の行動は繁殖本能によるものなので、叱ってもやめさせることは難しく、たいていは自然と落ち着くのを待つこととなります。避妊手術を行うことに寄り発情期が来なくなりますので、伴侶動物として暮らしやすい子になります。

デメリット

施術中

全身麻酔で手術を行うので、麻酔や手術のリスクがあります。
ノミ・ダニなどの予防や術前の検査をしてリスクを最小限にしましょう。

手術後

去勢後はホルモンバランスの変化により太りやすくなるので、適切な食事管理を行っていきましょう。

生殖機能を失うので子孫を残せなくなります。家族全員で話し合ってから手術を行いましょう。